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![]() プリンタバッファ プリンタバッファ、懐かしい響きです。 プリンタバッファをやめてもう10年近くなるでしょうか。 読んでいる人たちには、その存在すら知らない年代の方もいるでしょう。 当時は画期的だったんですよ。 なんと言ってもプリンタが 「ギーヂヂヂヂッ、ギーヂヂヂヂッ」と大きな音を出して動くあれ、 そう、今でもありますが、ドットインパクトプリンターが主流だったんですから。 しかも遅い。 今では考えられない遅さです。 そうこうしている内に、レーザープリンタも登場してきましたが、これも初期のものは「お・そ・い」の一言につきます。 パソコンはパソコンで、メモリ容量が少ないために、プリンタ出力している間は別の作業ができないわけです。 ジーッと出力されるのを待つ、ということが多かったんですね。 これを解消しようと世の中に登場したのが、プリンタバッファ。 パソコンとプリンタの間に接続して、パソコンからのプリントデータを一時的にそこに吸い込み、プリンタの出力速度に合わせて、プリンタにデータを送信する。 これによって、プリンタ出力中に、「ジーッ」と待つこともなくなり、 しかも、複数のプリンタと複数のパソコンが接続できるため、数台の単位ですが、プリンタのネットワークができあがる仕組みになっていました。 プリンタ台数の節約と、場所の占有から逃れられるという2つのメリットも加わり、それは売れましたよね。 (古い話ですみません。今の方は分かりませんよね。) 大手周辺機器メーカーも、こぞって出してきたので、今度は、プリンタの販売台数が減るのではという恐怖感から、プリンタメーカーがプリンタとの間に周辺機器を入れると出力しないドライバソフトを作って、などと様々な攻防がありました。(これには泣かされましたけど) 古い話です。すっかり忘れていましたが、思い出させてくれる1本の電話が・・・。 「ユニットさんから昔買ったプリンタバッファが壊れちゃって、新しいバッファ買いたいんだけど、 あ・る・よ・ね?」 「・・・・・」 (実は、電話を取った弊社スタッフもその存在を知らなかったんです。) プリンタバッファという言葉にも驚きましたが、今なお稼働していたことにも驚きました。 それにもまして、その機器が動いている環境が、未だに維持されていることに、もっと驚きを感じました。 しかも、大手パソコンメーカーさんの系列会社さんです。 「10年一昔」とは本当に昔のことになりました。 ついこの間まで、3年で環境が変わるなんて言ってましたが、そのあとそれが3ヶ月に変わり、今では、1ヶ月ごとに新しい技術が現実になっています。 プリンタバッファご希望のお客様には、丁寧にお断り申し上げ、納得していただきました。 でも、なんだかちょっと怖い気もします。 1ヶ月で浦島太郎なんて、シャレにもなりませんから。 ![]() All Rights Reserved, Copyright(c)SPECTRE Corporation
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