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先日、のび太くんの新しいカタログを皆様の元へ送付させていただきました。

まだ届いてないお客様は、「届いてないよ」と一言、メールまたはFAXまたはお電話を頂きましたら、すぐにお送りします。

話は違いますが、そのカタログを送るとき、カタログ発送代行業者に頼みました。

今回が初めての業者です。

さて、発送が終了したようで、いくらか多めに預けていたカタログの件で、業者からメールが来ました。


今回お仕事をさせていただいた余剰資材については
着払いにてお送りしても宜しいでしょうか?
ご返信下さい。



最初は、何の疑問も持たず、「着払いで結構です」と書いて、送信しようと送信ボタンにマウスの矢印を合わせたところで、内なる私がそれにストップをかけました。

「まてよ」と。

いつも品物を販売している立場なので気が付きませんでしたが、今回の場合は自分が「お客様」の立場にあるわけです。

そうすると、本来お客様である自分たちが、依頼した業者側でカタログ等が余ったからといって、業者側の元払いで送られることはあっても、“着払い”で送り付けられる立場にはないのが普通ですよね。

(伝わってますでしょうか。この時点ではまだ整理ができていませんでした)

カタログという、彼らにすれば商品を、お客様から(もちろんお客様の元払いで)預かって、余ったからといってお客様に着払いで送りつける、というのは、同じ商売をしている人間として、どうにも納得ができません。

そこで、

どの程度余りましたか?
少なければ廃棄してください。

念のため確認です。
通常御社では、お客さまからお預かりした余剰資材を
着払いで送るようなシステムになっているのでしょうか?



と、メールを入れました。

30分後。

メールの主から電話がありました。だみ声を響かせて、

「あれ、私“着払い”って書いてありましたっけ。 失礼しました。元払いです。通常元払いなんです。間違えてました。すいませ〜ん。」

「・ ・ ・ ・ ・ 」

言葉を失いました。

記憶を失っているのか?とも思いました。

通常が元払いなら何もメールでわざわざ確認しなくっても、黙って「これだけ余りましたよ」と送ってくればいいじゃないですか。

このトボケようが絶妙で、しばし声も出ませんでした。

この例えには、「舌の根も乾かぬうちに」がビンゴ!

あまりにしれっと言い切ったので、何か煙に巻かれたようで怒る気にもなれず、廃棄することを言いつけて電話を切りました。

電話を切ってから考えました。

お客様の反発を覚悟の上で着払いにする意図とは。

当然、「送料が浮く」ということだけでもメリットはありますが、着払いの承諾を取れば、余剰資材とともに、請求書も同封でき、その分の送料も別に支払う不必要がなくなります。

また、“着払い”と告知することで、“廃棄”という最も手間のかからない回答を引き出す事もできるわけです。

こんな子供だましのようなテクニックにまんまと引っかかるような私じゃないよと思いながら、「廃棄」という罠にすっかりはまっていた

自分に愕然としました。

カタログ・・・、意地悪な人と思われても「元払いで返信して」と言えば良かったかなあ。

反省・・・。



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