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株式会社スペクトル


よくモニタ延長の画質について質問されます。

「100m延長すると画質はどの位落ちますか?」とか
「この製品の画質はどうですか?」などと聞かれることは日常茶飯事です。

ところで、画質とはなんだと思いますか?

「知ってるよ。画質は画像の質、つまりきれいに映るか、そうじゃないかということでしょ?」

その通りですが、正解でもあり不正解でもあります。
一言に画質といっても、「画質」の奥はとっても深く、実は主観的な要素が多く関係してくるのです。

「え?画質って解像度のことでしょ?解像度なら数字が決まっているから主観的も何もないでしょ?」
と、仰る方もいそうなので、少し説明します。

主観が強く反映されるので一概に定義できないのが残念ですが、画質とは、一つの画像(または映像を)見た人が受け取る“印象”です。

例えば1枚の写真が高精細で印刷されていたとします。
しかもその写真は、色や景色などを忠実に写し出しています。

しかし、それを複数の人に「画質どう?」と尋ねてみると、ある人は「きれいだね」、又ある人は「イマイチだな」、さらにある人は「この部分の色、少し違うんじゃないか」、と言うでしょう。

最後の人に至っては、見ているところすら変わってきています。

画質とは、この様に測定することの難しい領域に存在してます。

のび太くんでも同じ事が言えます。

ある人は、「CAT-5延長タイプはいやだ」といいます。
そしてアナログケーブルの「のび太くん」を使い続けています。

なぜか?

CAT-5延長タイプは、延長すればするほど赤(R)緑(G)青(G)の三原色がずれてしまう性質を持っています。

延長先でそれを修正することは可能ですが、100%修正することは不可能で、例えば文字の左右どちらかに赤や緑のニジミが若干残る場合があります。

アナログケーブルで延ばす「のび太くん」は、色のにじみはないものの、これもモニタによっては若干のゴーストが残る場合があります。

お互いに、距離が長くなれば長くなるほど、100%の再現は不可能であるにもかかわらず、見る人の主観が入ると大きく変わってきます。

前述の方とは逆に、「CAT-5延長タイプの色のにじみは気にならない」という方も存在します。

この様に画質は、主観的要因が強く反映される画質と、客観的要素から来る画質の2つの側面を持っています。

主観的画質は前述のように、見る人によって評価が変わるもの。

客観的画質は、測定できるもの、1280×1024など解像度のような数字で表せるものです。

さて、客観的画質である解像度が、そのまま画質に反映されるかというとそう簡単にはいきません。

例えば延長ケーブルの対応解像度が1600×1200であった場合でも、見る人の主観が入ることによってかなり違った印象になるということは先にも述べた通りです。

対応解像度が高いからといって、画質がきれいかどうかまでは一概には言えない、ということです。

もちろん主観以外に、そのケーブルの特性やモニタ、パソコンのグラフィックカードに因るところもあります。
ですので気を付けてください。

スペックではこう謳っているのに、実際には違う、というお問い合わせが、結構多いんですよ。
(のび太くんではありません。念のため)

最近そんなお客様の駆け込み寺っぽくなっているような気がする・・・。

それはそれで有り難いことですが、採用した人の大変さを思うと、私たちももう少し露出した方がいいのかな、などと思うこのごろです。

いつでも「参っちゃったよ」と頭を掻いて駆け込んでください。

言うのは恥ずかしいことではありません。

いつでもお待ちしています。


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