ニュースリリース
2008年12月17日


業界初!SSD(Solid State Drive:フラッシュメモリドライブ)対応!
SSD試験ツール&高速コピーマシン「HRT ADVANCE Type-S」




株式会社ユニット(以下、ユニット、本社:東京都世田谷区、代表:浜田雅宏、TEL:03-3418-2201)は、早くからハードディスク(以下、HDD)のデータを高速でコピーする HDD高速コピーマシンの販売を手がけていますが、このたび、SSD(Solid State Drive:フラッシュメモリドライブ)に対応したSSD試験ツール及びコピーマシンの取扱いを開始しました(製造元:株式会社広田製作所 長野県須坂市)。

SSDとは、簡単に言ってしまうと、半導体メモリの詰まったHDDに変わる記憶装置です。

SSDは、HDDの記録媒体であるプラッタ(円盤状の記録媒体)を半導体メモリに置き換えたことによって、ランダムアクセスでのデータ読み込みが早くなり、HDDのようにスピンドルモーターやヘッドなどの駆動部分が不要になったため、衝撃に強く軽量、消費電力が低いなど、HDDにはない特徴を備えています。

SSDの接続インターフェイスは、PATA(IDE)・シリアルATA(SATA)と、HDDで使用するインターフェイスと同様(現在はSATAが主流)ですが、HDD用のデータコピーマシン及び試験ツールで動作を行うと、使用するSSDによって、さまざまなエラーが発生することがわかりました。

それは、SSDの大容量化が進み、コストも大幅に低減されたことにより、起動ディスクをHDDからSSDへ乗り換えて起動時間の短縮を図ったり、ノートパソコンに搭載して携帯時のトラブルやバッテリ駆動時間を延長したりと、SSDの需要は益々広がりを見せています。

そこで、SSDが安定動作する、SSD対応試験ツール&高速コピーマシン「HRT ADVANCE Type-S」をこのたび発表、取扱いを開始しました。(出荷開始は、2008年12月下旬〜2009年1月中旬予定)

「ADVANCE Type-S」は、SSD試験機能とコピー機能が一体となった機器です。SSDも安定動作しますが、HDDも動作します。HDDからSSDへの乗り換えも簡単に実行できます。


■主な特徴
■試験機能
◆ドライブ情報&SMART情報取得
型名や容量、シリンダ数、ファームウェアなど、お使いのSSDの詳細情報を瞬時に取得し、さらに取得したSMART情報で、そのSSDの状態に問題があると、色やブザーでお知らせします。
◆パフォーマンス情報をグラフ化
SSD内の転送速度をグラフ化します。グラフ化することにより、そのSSDがどの程度セルの応対処理(読めないセルがあり、その代替として書き込まれた箇所を読んでいる)があるかなど、そのSSDの今後を予測できます。(測定ポイント数は自由に変更できます。)
◆リードライト試験
新たに導入するSSDに対し特定のデータパターンを書き込んだり(Wite)読み込んだり(Read)、または比較したり(Compare)の動作を繰り返し行うことで、導入したSSDに初期不良がないかどうかを判断します。
試験のパターンは自由に組み合わせることが可能です。
■コピー機能(1:3同時コピー)
◆データコピー
コピーマシンとして使用すると、1:3の同時高速コピーが可能になります。コピーモードは3つ。
1.ファイルコピー(使用領域のみコピー)
2.フルコピー(全領域コピー)
3.容量指定コピー(指定した容量のみコピー)
どのコピーでも、コピーのみ、コンペア(比較)のみ、コピー&コンペアの3つの動作が設定できます。
※1.スキップ機能でコピーを行うと、不良セルを全てスキップし、データの救出が可能です。
■消去機能(3台同時消去)
◆データ消去(3種類):コピー元マスターSSDは消去されません。
3つの消去モードを自由に選択し、SSD内完全データ消去が行えます。データの外部漏洩を防ぎます。

1.【All 00h】
 HDD全領域に00hを書き込み、データ消去を行います。
2.【NSA-standard】NSA標準方式
 乱数書き込みを2回、0書き込みを1回の合計3回の書き込みで、データ消去を行います。
3.【NSA-Old】NSA旧方式
 FFh→00h→FFh→00hを全域に合計4回書き込みでデータ消去を行います。
◆データ消去証明発行
高価な消去証明用ソフトを導入したりせず、消去証明書が1クリックで発行できます。
◆スケジュール機能
SSDのチェック(試験)が終えて、SSD内部のデータを完全に消去し、その上でコピーを行う。
この3つの作業を別々に行うと、時間と労力の無駄につながります。スケジュール機能はスタートボタン1クリックで3つの作業を自動的に行います。
◆自動ログ精製保存機能j
動作履歴をドライブごとに、それぞれ自動的にログファイル化して、パソコンに記録します。いつ何処でどんな作業をどのSSDに対して行ったのか、SSDの情報と共に詳細な動作記録を作成し保存します。

操作は添付の専用プログラムで行います。
LANケーブルでPCと直結することも、HUBを経由しLAN上で動作させることも可能です。
LAN上で動作させると、消去証明書が1クリックで発行できます。

■HRT ADVANCE Type-Sの名称と型名

◆名称:HRT ADVANCE Type-S 型名:HSA3421A


■動作イメージ


■HRT ADVANCE Type-Sのおもな仕様
製品仕様
主要用途 SSDの初期不良および不具合品の検出SSDのデータコピーおよびコンペアSSDのデータ消去および消去証明書発行
サイズ 重量 W363×D253×H68mm 約3kg
電源 AC100V 50Hz/60Hz
接続インターフェイス ■PCと本体:LAN(RJ45) ■本体とSSD SATA(PATA:オプション使用時)
動作環境 温度:10〜40℃ (結露無きこと)

■HRT ADVANCE Type-S本体の価格
型名 内容 標準価格
HASA3421A HRT ADVANCE Type-S本体
■付属品SATAケーブル×4、SATA電源ケーブル×4AC電源ケーブル×1、専用プログラムCD×1交換用ヒューズ×2、クッション大、小×各1
480,000円(税抜)
504,000円(税込)



■株式会社ユニット
株式会社ユニット(代表取締役社長:浜田雅宏、資本金:2000万円)は、1979年10月に設立。
パソコンのディスプレー信号を増幅して100m以上延長するケーブルや増設器、キーボード、マウスの延長など、パソコンの各ポートの活用範囲を幅広く且つ効率的に拡大する、オリジナルの周辺機器及び他社メーカーの特殊製品を販売する企業です。
現在は、ディスプレーの拡張、延長表示機器「のび太くんシリーズ」の他、システムの複製、HDDの大容量化に伴う容量移行、HDD廃棄の際のデータ漏洩を防ぐためのHDDコピーマシンを主に販売し、パソコンの物理的進入を防ぐサイレックステクノロジーの「真皮指紋認証センサ」、LAN環境構築でますます普及する「データロガー」、パソコンの表示をTVモニタへ、またその逆も行えるスキャンコンバータユニットなど様々な製品を販売しています。
詳しくは、Webサイトをご覧下さい。
参考リンク : http://www.myshop.co.jp/unit/index.htm



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株式会社スペクトル 営業部 
電話:03−3418−2201 FAX:03−3418−8191




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平日9:00〜12:00 13:00〜17:00(土日祝日除く)
メールでのお問い合わせは、製品ページのお問い合わせフォームから
製品ページ : http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance-s.html





【製造元】
株式会社広田製作所
〒382-0005 長野県須坂市松川林間工業団地内
TEL:026-248-0800 FAX:026-246-1474


【発売元】

株式会社スペクトル TEL:03-3418-2201


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