このホームページでは、各種モニタ(CRT・液晶・プラズマ)、マウス、キー ボードの
延長・増設、HDDのデータコピー/データ消去、指紋認証など、普段あまり目にする
ことのない製品を取り扱っています。
SPECTREのホームページへようこそ!!
あなたの選択は間違っていません。 SPECTRE Corporation
株式会社スペクトル

アンカーポイント




どんな人にも「弱点」があります。

ギリシャ神話の英雄アキレスも踵(カカト)を射抜かれて倒れたように、

弁慶も泣き所を持っているし、

鬼は豆鉄砲やら柊(ヒイラギ)やらイワシの頭やら弱点だらけ。

さて、LANケーブルを使ってディスプレーやキーボード/マウスを延長するタイプの製品を立て続けに出して来ましたが、彼ら(製品たち)にも弱点があります。

第1の弱点は「色ズレとゴースト」

延長することで輝度が下がり、信号も劣化するので、「色ズレ」と「ゴースト」を引き起こします。

第2の弱点は「ノイズ」

LANケーブルはSTPでも、通常のアナログRGBケーブルよりノイズの影響を受けやすく、環境の悪いところでは、延長した映像に影響が出る事があります。

第3の弱点は「ニジミ」

延長することでR(赤),G(緑),B(青)信号にズレが生じ、滲んだ状態になります。

ほとんどが「画質」に関係する弱点です。

LANケーブル延長タイプの製品は、

第1、第3の問題それぞれを解決できるように、延長先で画質(GAIN/EQ)の調整やR/G/Bの補整ができ、

第2のノイズに関しては市販のフェライトコアを使用すれば、ある程度の環境には対応できます。

ただし、

3の弱点「ニジミ」は、完璧に抑えることができません。

延長距離がおよそ100mを越えるころから、「ニジミ」は強くなり、修正しづらくなってきます。

最終的にお使いになるお客様が、

「どんなものを表示して」、「どう判断されるか」

といったところですが、これに関してはお客様の感性に委ねるほか手段がありません。

(動画など動いているものはあまり気になりません)

スッキリ綺麗に映そうと思えば、光ケーブルで延長するのが一番好ましい訳ですが、とっても高価になります。

(ちなみに、2年ほど前に試作した光タイプは、売値50〜60万円位じゃないとペイしなかったので、製品として世に送り出すことができませんでした。)

※現在100mを越える延長で最も状態良く表示するのは「IRB18-100/140/200」です。


R、G、Bのズレから来る「ニジミ」。

弱点というよりも「宿命」とすら思えます。

今販売している延長タイプでは、ニジミを完璧に解消することはできません。

デモ機を使って試してください。

蛇足ですが、
LANケーブルディスプレー延長タイプには、製品によってかなりバラツキがあります。

極端な場合、仕様や取り説の内容と、「違う製品なんじゃないの????」

と疑わざるを得ないものもありますので、製品選びは慎重に行ってください。

ユニット製品にはそんな恐ろしい品はありませんよ。   

皆さんにお披露目する前に、目の血管が「ブチッ」というまでテストしますから。

入社当時、糸のように細かった私の目が、人並みに大きくなったくらいです。





Q2 |LR322−00のび太くん製品一覧へHOMEへ


株式会社スペクトル TEL:03-3418-2201

All Rights Reserved, Copyright(c) SPECTRE Corporation